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地球から水はなくならないの?飲み水は?

ページID:0010574 更新日:2025年2月28日更新 印刷ページ表示

「水の惑星」と言われる地球。表面の3分の2が水で覆われていて、その水量は約14億立方キロメートル。しかし、その大部分は海水で、淡水は約2.5%。しかも淡水の大部分は南極や北極などの氷で、地下水や河川、湖沼などの水として存在する淡水の量は、地球全体の水の約0.8%になります。さらに、この0.8%の水のほとんどは地下水であり、水源として利用しやすい河川や湖沼は、地球上の水のわずか約0.01%(10万立方キロメートル)しかありません。

では地球上の水は、なくならないのでしょうか。

地球

海の水が太陽の熱であたためられ、水蒸気へ。 水蒸気は空気中で冷やされて雲となり雨へ。雨の水は川に流れたり、地下水となり、海へ戻ります。このように水はなくならずに、姿を変えて循環しているので、一定の量を保っています。

地球の水の循環

では飲み水はどうでしょう。
前述しましたが、地球上の水のわずか約0.01%しか利用できません。
雨や雪が少ないと、川やダムの水量が少なくなり、水をいつも通りに使うことができなくなってしまいます。

蛇口をひねれば当たり前に水が使えるので忘れがちですが、水は限りある資源です。水源の水質の悪化や地下水の保水機能を持つ森林の減少などでも水の循環がうまくいかなくなり、使える水の量も減っていきます。

節水に気を付ける、排水口には流していけないものは流さない、川などの水源を守る・・・。
健全な水循環のため、一人ひとりの心がけが必要です。


出典:「飲み水はどこから?使った水はどこへ? 暮らしを支える「水の循環」」(政府広報オンライン)


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