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☆旅行や帰省で長期間留守にして、帰ってきたら水が出ない
凍結防止の回でもお伝えしましたが、気温が低い時期に水道を使用しない期間が続くと、水道管の水が動かないことから凍結しやすくなります。凍結は、破裂による漏水にもつながります。長期間留守にする場合は、水抜栓を閉めて水道管の水を抜いておくことをおすすめします。
☆たくさん人が集まり、排水管が詰まった
帰省で家族や親戚など人がたくさん集まることにより、水道やトイレ、お風呂などの排水設備が使われる頻度も高くなります。すでに排水管に多少の詰まりが発生していたところに、人数が増えたことで、一気に水が使われて、詰まりの症状が大きく出る場合があります。
【大掃除の時のお願い】
洗面台の下など、普段、目につかない場所を掃除する場合、水漏れがないかも確認しましょう。また詰まりの原因になりますので、水に溶けづらいものを、トイレに流さないようにしましょう。流せるトイレシートでも、一度に複数枚を流すと、詰まってしまうことがあります。
【修理は指定工事店へ】
漏水やトイレなどに詰まりが起きた場合は、必ず「指定工事店」にお願いしましょう。
年末年始は休業している工事事業者が多いので、休日対応が可能なところを事前に調べておくと良いです。
あわてて「指定工事店」ではないところに依頼して、高額な修理代を請求されるなどの料金トラブルがないよう、自治体のホームページなどでよく確認しましょう。また、作業前に費用を確認してからお願いしてください。
【漏水の応急処置として】
1.メーターボックス内にある止水栓(バルブ)を止める
2.指定工事業者に修理を依頼
※アパートやマンションなどは、大家さんや管理会社等へ連絡
それでは皆さま、水回りのトラブルに気をつけて、よいお年をお迎えください。
来年も山形市上下水道部をどうぞよろしくお願いします。