ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 災害への備え > 上下水道部の災害対策 > 体制 > すすむ上下水道の災害対策

本文

すすむ上下水道の災害対策

ページID:0001314 更新日:2021年12月13日更新 印刷ページ表示

すすむ上下水道の災害対策

これまで山形市が経験した最も大きな地震の揺れは、東日本大震災などの震度「4」です。
山形市内には山形盆地断層帯が存在し、この断層帯を震源とする地震が発生した場合の最大震度は「7」と予想されており、県の被害想定では、市内約35,000世帯で断水が発生する可能性が示されています。

山形市上下水道部では、災害に強い上下水道を目指して、飲料水の確保、応急給水の充実、施設の強化などに取り組んでいます。

飲料水の確保

山形市では、市内にある浄水場等(3箇所)と耐震貯水槽(6箇所)を合わせて、約19,100トンの飲料水を確保しております。この量は、1人1日あたり3リットルで計算すると、山形市民25万人の25日分に相当します。
さらに、応急給水の充実を図るため、市避難所となっている小中学校等(23箇所)の施設を活用した災害用貯水槽の整備を進めております。

応急給水の充実

応急給水の充実の画像

山形市では、震度5弱以上の地震が発生した場合、市内28か所の拠点給水所(※)を開設し、被災により飲料水を確保できない方への応急給水を実施する取組みを行います。
28箇所の拠点給水所は、耐震貯水槽を設置している公園等5箇所と、災害用貯水槽を整備する学校の23箇所に開設します。
この拠点給水所は、避難所運営委員会や関係団体・企業の方々のご協力をいただき開設・運営を行います。
この取組みにより、より多くの地点で飲料水を確保し、初動対応を迅速に行うことができます。

※拠点給水所の場所など、詳細はこちらをご覧ください
【拠点給水所はこちらです】

水道施設の強化

水道水をつくり貯める浄水場等の施設においては、松原浄水場は全面改築(H18)、見崎浄水場等は既存施設の補強工事を実施し、水道水を届ける水道管は、老朽化した管を更新する際に地震に強い管に置換え、耐震化を行っています。
また、各浄水場等から水を送るエリア内を小分けにして整備し管理することで、漏水箇所の早期発見や応急復旧の迅速化につなげる取組みを行っています。

下水道施設の強化

ご家庭などから排出された汚水を処理場へ運ぶ汚水管は、老朽化した管の耐震化のほか、道路に設置したマンホールが液状化現象で浮上しないよう対策工事を実施しています。
また、集まった汚水を処理する浄化センターでは、汚水処理の基本となる沈殿処理施設の補強工事で耐震化を行っています。

体制の強化

山形市上下水道部では、災害対策マニュアルを策定し、このマニュアルに基づく防災訓練を毎年実施することで、地震等の災害発生時には迅速で的確な行動ができるようにしています。
また、水道・下水道ともに他事業体との相互応援体制を構築しております。熊本地震や東日本大震災等の大規模な災害では、山形市から応援隊を派遣し、被災地の応援にあたってきました。
もしも山形市で大規模な災害が発生した場合は、他事業体の応援をいただき、迅速な応急給水や復旧活動に努めてまいります。

体制の強化の画像

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか?
この情報をすぐに見つけられましたか?