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水道の蛇口をひねればキレイな水が出る。
当たり前のように使える水道水は、川やダムの水を水源としています。
そのままでは飲めないので、浄水場でろ過や消毒などの工程を経て安全に飲めるようにしています。
では水道水になるまで、どれくらいの時間がかかると思いますか。
では、見崎浄水場の仕組みを簡単にご紹介。
1.最上川の水を取り入れる
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2.汚れを沈める薬品を混ぜて、汚れを沈める(3時間)
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3.活性炭に通して、においを取り除く(1時間)
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4.塩素消毒し、砂の層に通して小さな汚れを取り除く(1時間)
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5.できあがり
これだけの行程を経て、安全安心でおいしい水道水を作っています。
浄水場に水が入ってきてから、水道水になるまでおよそ5時間。
見崎浄水場では、たった5時間で川の水を水道水にしてしまいます。
ちなみに、水道水の原料となる川の水(最上川の水)は、2時間かけて見崎浄水場に送られます。
最上川を流れている水が、7時間後には水道水になり、ご家庭へ届くようになるのです。
できあがった水は、いつでも使えるように貯めておきます。
見崎浄水場では27,000立方メートルの水を貯めることができます。
学校のプール(375立方メートル)約72杯分です。
その後、どこの家でも勢いよく出るように、ポンプで圧力をかけて水を送ります。
見崎浄水場から近いお宅だとすぐに、一番遠い高瀬地区の方だと次の日くらいに、家庭の蛇口へ水道水が届けられます。
また見崎浄水場では、1日最大で60,000立方メートルの水を作ることができます。