ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

見崎浄水場

ページID:0001161 更新日:2021年12月13日更新 印刷ページ表示

見崎浄水場

見崎浄水場の画像

見崎浄水場は、昭和40年代の高度経済成長期における急激な水需要の伸びに対応するため、上水道第三次拡張事業の主要事業として、昭和46年の第1期、昭和50年の第2期工事を経て完成しました。総工事費は67億5,240万円を要しました。
浄水施設は、薬品混和槽を兼ねた分集合井1池、高速凝集沈殿池4池、急速ろ過池12池を擁し、日量80,000立方メートルの処理能力を有します。
配水施設は容量27,088立方メートルの配水池と配水ポンプ7台を備え、ポンプ加圧方式により上水道配水区域の約40%の区域を受け持つ施設となっています。

高度浄水施設

高度浄水施設の画像

見崎浄水場は、最上川を水源として昭和46年より給水を開始しましたが、当初より「水がまずい」「特に夏になるとまずい」との市民の声が寄せられておりました。上下水道部としては、不味さの原因は水温が高いためと考え、水を冷やして飲用するように指導してきました。
しかし、近年の「おいしい水ブーム」「浄水器の普及」「厚生省のふれっしゅ水道計画」「新水質基準の施行」等、水に対する関心が増している今日、より良質な水を供給するため、平成5年に「山形市ふれっしゅ水道整備事業基本計画」を策定しました。
この計画に基き、「高度浄水施設」の整備を計画し、平成7年度に国庫補助事業として工事着工、平成8年度に粒状活性炭(生物活性炭)方式による高度浄水施設(処理水量60,000立方メートル/日)が完成し、平成9年度からより良質な水道水を供給できるようになりました。
総事業費は26億円(内国庫補助金及び一般会計出資金を含む)

排水処理施設

排水処理施設の画像

昭和45年に水質汚濁防止法が制定されたことに伴い、浄水運転の過程で生ずる汚泥の処理施設として、昭和52年に「プレコート型真空脱水噴霧乾燥方式」の排水処理施設を建設し、運転を民間会社に委託して稼働を開始しました。
近年、本設備が石油多消費型設備であるため、省資源、省エネルギータイプへの移行が求められてきました。また、経年劣化による設備更新が必要な時期とも重り、平成8年度より設備更新の検討、平成10年度に高効率、省エネルギー型の「長時間型加圧脱水方式」の排水処理施設に更新、運転も、設備の自動化を図った結果、浄水場職員による直営運転管理方式へと変更しました。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか?
この情報をすぐに見つけられましたか?