ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

山形市下水道の概要

ページID:0001114 更新日:2021年12月13日更新 印刷ページ表示

山形市の地勢と下水道について

山形市の地勢と下水道についての画像

山形市は、山形県内陸部村山盆地の東南部(南北40km、東西10km、舟底型内陸盆地 行政区域面積381.58k平方メートル)に位置し、東は宮城県境を南北に走る奥羽山脈を境とし、西は朝日・月山連峰を望む出羽丘陵を境に、 南に上山市、北は天童市と隣接しています。
人口は、約25.3万人(平成27年1月1日現在)。春は霞城公園の観桜会や植木市、夏は東北四大祭りに数えられる花笠まつり、秋は馬見ヶ崎川の河原での日本一の芋煮会フェスティバル、冬は樹氷で名高い蔵王スキー場と四季折々の風物詩があります。

市域の65%は山岳丘陵地帯であり、市街地は蔵王山系を水源として東西に広く形成された馬見ヶ崎川の扇状地にあるため高低差が大きくなっています。(東西の平均勾配約1/50)近年、市街化区域の拡大等により市街地はさらに南北へ拡大しています。市街地の西を南北に流れる須川周辺は田園地帯となっており(南北の平均勾配1/200)、ここを底辺としてさらに西の出羽丘陵へと緩やかに登り勾配の田園地帯が広がっています。
山形市の地表勾配は排水排除に適した地勢といえます。

山形市の下水道事業について

山形市の下水道事業についての画像1

昭和34年度から下水道事業の調査検討に入り、昭和36年12月に事業認可を受けて着手されました。山形駅前、七日町等の市街地中心部の約255ヘクタールを第1期事業区域として着手しました。
当時、合流式下水道が国内でも約80%を占める主流でありましたが、雨水の農業用水としての利用が貴重であったこと、事業の早期推進、事業費・維持管理費の経済性を考慮し、分流式下水道を採用しました。
また、市街地の道路はほとんど戦災に遭わなかったため、道路幅員は昔からのもので狭いところが多かったことが、大口径の管を必要としない分流式を採用した要因のひとつにもなりました。

汚水事業は、管渠と処理場の建設を同時に着工し、4年後の昭和40年11月15日には簡易処理方式を行い、昭和46年5月18日には東北では最初となる高級処理方式を実施しました。

その後、事業の進捗に合わせて、順次、雨水事業を含めた整備拡張を図りました。

山形市の下水道事業についての画像2

  • 昭和45年12月
    第二期事業 拡張・雨水事業着手
  • 昭和51年1月
    第三期事業 拡張(汚水・雨水)
  • 昭和58年7月
    第四期事業 拡張(汚水・雨水)
  • 昭和63年3月
    第五期事業 拡張(汚水・雨水同面積)
  • 平成3年3月
    第六期事業 拡張(汚水・雨水同面積)
  • 平成7年3月
    第七期事業 拡張(汚水・雨水同面積)
  • 平成10年6月
    第八期事業 拡張(汚水・雨水)
  • 平成13年9月
    第九期事業 拡張(汚水・雨水)

なお、第四期事業に際しては、最上川流域下水道(山形処理区)事業について、合わせて許可を受けましたが、将来の流域下水道関連区域の一部を先行して単独公共下水道区域として整備を行い、第五期事業以降の許可は単独公共下水道と流域関連公共下水道に分離し整備の促進を図っています。
一方、平成2年度から特定環境保全公共下水道事業を新たに実施し、市街地のみならず市街地周辺の集落や観光地域の整備促進に取り組んでいます。

より良いウェブサイトにするために、ページのご感想をお聞かせください。

このページの内容はわかりやすかったですか?
この情報をすぐに見つけられましたか?