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災害時の応援協定締結先と情報交換会を開催しました
災害時の応援協定を締結している山形市管工事協同組合様、ヴェオリア・ジェネッツ株式会社様および山形市上下水道技術センター様にご出席いただき、地震災害時の応急給水活動に関する情報交換を行いました。
山形市では、大規模な地震が発生した場合、市内28箇所に拠点給水所を開設し応急給水を行うこととしております。
5月11日に開催した情報交換会では、円滑な応急給水活動に向け、活動体制や訓練方法などについて積極的な意見が交わされ、具体的な行動の明確化と実働訓練の積み重ねが重要であることを共有し、これらを実務レベルで実施していくことを確認しました。
情報交換会の出席者
- 協定の締結先(順不同)
- 山形市管工事協同組合 理事長 鹿野 淳一 様
- ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 山形営業所 所長 金谷 泰義 様
- 一般財団法人山形市上下水道技術センター 理事長 武田 良一 様
- 山形市上下水道部
- 山形市上下水道事業管理者 庄司 新一
- 山形市上下水道部長 板垣 淳史
- 山形市上下水道部総務課長 秋場 浩司
山形市管工事協同組合 鹿野理事長
当組合では、応急給水活動に対応できるよう、組合を構成する各社で人員を確保し、体制を整えている。
防災訓練などの機会を捉え、実際に給水車を出動させる訓練を実施し、経験を積ませていただきたい。
ヴェオリア・ジェネッツ株式会社 金谷所長
今回の協定の締結を機に従業員の意識がより高まっており、休日や夜間にも対応できるよう連絡体制を整えている。
当社では、独自に給水車を保有しており、状況に応じてこれを活用していくことも考えられる。
山形市上下水道技術センター 武田理事長
災害時は、想像のつかないことに直面する。
平常時に、災害時の課題を見つけることは難しく、訓練を重ねていく中で、課題も発見できていくものであり、その都度対応を整理し、レベルアップしていくことが重要である。
山形市上下水道部 庄司管理者
災害時の応援協定が有効に機能するためには、具体的な部分でどのような行動が必要かを明らかにし、実働訓練などを積み重ねていくことが必要と考えている。
今回の情報交換会を手始めとして、今後、活動に携わる方々を含めた訓練等を積み重ねていければと思う。今後ともよろしくお願いしたい。
情報交換会の様子
山形市上下水道部では、今後とも応援協定に基づく連携を深め、迅速な応急給水活動など災害対策の強化に努めてまいります。