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下水道の応援対応訓練を実施しました
11月27日(水曜日)、上下水道部では、他事業体へ下水道の応援対応訓練を実施しました。
下水道では、日本下水道協会北海道・東北ブロックの枠組みを中心とした全国規模の応援体制が整っており、12月5日には、同ブロックで情報伝達訓練が予定されています。
上下水道部では、東日本大震災後の下水道の応援経験がなく、退職等で経験職員も少なくなってきております。このため、ノウハウの継承や対応力の向上を目的とし、ブロック訓練に合わせて、初動の手順確認や派遣体制のシミュレーションなどを行う独自訓練を初めて実施したものです。
応援対応訓練は、ブロック訓練と同様に、近県で大規模な地震が発生したとの前提で、まずは、山形市の被害状況を想定することから始めました。能登半島地震の応援に従事した職員からは、「下水道と同時に水道の応援要請もあり得ることから、これを踏まえた派遣体制を組む必要がある。」など現実的な意見が出されました。
応援対応は、被災地の支援はもとより、山形市が応援を受け入れる「受援」の対応等に反映できる貴重な経験です。今後も、さまざまな機会を捉えた訓練を積み重ね、上下水道部の対応力向上に努めてまいります。
【下水道担当部署を中心とした訓練の様子】