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流し台、風呂場、洗濯機、便器などの排水管には、においの逆流を防ぐための「排水トラップ」が設けられています。
排水トラップには、水を溜める部分があり、この水があることによって排水のにおいが上がってこない構造になっています。この部分は、通常は水で満たされていますが、長期間にわたって水を使用しなかったりすると水が蒸発してしまい、遮断されるはずのにおいが上がってしまうことがあります。
また、排水トラップ内に髪の毛やごみなどが溜まっていると、それをつたって水が流れ出てしまい、そのまま水がなくなっていることがあります。においが気になるときは、まずは水を流してみましょう。流し口から排水トラップまでの汚れは、市販のパイプ用洗浄剤や重曹などで解消できる場合があります。
【日常の対策としてでできることは?】
ふだんから排水口に油や髪の毛、ごみなどを流さないことです。
油は冷えて固まりますし、髪の毛やごみなどが溜まると、排水の流れも悪くなり、においの原因にもなります。
老朽化等により排水トラップが正常に機能していない場合もあります。もしも改善しない時はお問合せください。
山形市上下水道部 給排水センター
023-645-1177(内線140~144)