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水道水は、「水道法」という法律で決められた項目で検査を行うことになっています。「水道法」による検査では、大腸菌や鉛、硬度など51項目の検査を行い、さらに山形市では、独自に設定した有害な化学物質など150項目以上の検査を行っています。
いっぽうミネラルウォーターは、「食品衛生法」で決められた検査を行いますが、一部の基準が、「水道法」よりもゆるやかに設定されています。
比較すると・・・
水道水 | ミネラルウォーター | |
安全基準 | 水道法 | 食品衛生法 |
チェック項目数 (細菌や成分基準など) |
51項目 ※山形市は独自に150項目以上 |
18~49項目 ※ミネラルウォーターの種類や製造工程による |
ミネラルウォーターは、加熱などの方法で殺菌処理を行い、塩素を含んでいないため、おいしく感じるかもしれません。水道水は、塩素で消毒を行うので、しばらく置いておいても雑菌が繁殖することはありません。塩素のにおいが気になる場合は、冷蔵庫で一晩おいたり、柑橘類を加えたりすると、よりおいしく飲めます。
安全な水道水。上手に使い分けて、安心して飲んでいただきたいです。