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雪が降ると、道路は一面真っ白に覆われてしまいます。
ところが、マンホールの上だけ雪が積もらず、丸く地面が見えている光景を見たことはありませんか。

実は、マンホールふたの温度は周囲の路面より高く、降り積もった雪が溶けてしまうのです。
これは、マンホールの下を流れる下水道が関係しています。
下水道には家庭からの生活排水が流れており、台所やお風呂で使われた水は冬でも比較的温かいままです。その熱が鉄製のマンホールふたに伝わり、結果としてマンホール部分だけ雪が積もりにくくなります。
少ない積雪であれば問題ありませんが、大雪になるとマンホール部分と周囲の雪との間に大きな段差ができます。これにより、車のタイヤが取られたり、歩行者がつまずいて転倒する恐れもあります。
そんな危険な場所を減らすため、ある対策をしています。
それはマンホールのふたの内側に、断熱素材の中ぶたを設置するというものです。

熱が伝わりにくくなることで道路との温度差を抑え、雪が均等に積もるように工夫しています。
山形市内では市道の東西線を基本に、日当たりが悪く道路との段差が生じやすい約7,400ヶ所を対象に設置しています。
実際に断熱素材の中ぶたを設置したマンホールがこちらの画像にあります。↓

まわりが雪で固められてしまうと、見た目では見つけることができません。
そのため、点検等をするときは、まず地図でおおよその位置を確認します。
次に金属探知機を使って場所を特定。

雪を掘ってマンホールを見つけます。


マンホールと言えば…
上下水道部では、昨年度に引き続き、役目を終えたマンホールふたを販売します。
そんなもの何に使うの?と思うかもしれませんが、使い方は人それぞれ。
コレクションはもちろん、庭に置いたり、ピカピカに磨いて色を塗りオブジェにしたり…。
数量限定なので、抽選になってしまいますが、気になる方はぜひお申込みください。
下水道用中古マンホールふたの販売について

ちなみにこのベニバナのマンホール、
一部では「中央がベニバナ、その周囲がナナカマド、さらに外側がベニバナ」というデザインだと言われているらしい。
でも、描かれているのは「全て」ベニバナです。
ナナカマドと思われているのは、上から見たベニバナで、一番外側は横から見たベニバナになっています。(カラーだとわかりやすいです)
この事実、結構しっかりめに広めてほしい…。