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気になる水まわりの着色 その正体は?

ページID:0011008 更新日:2025年5月23日更新 印刷ページ表示

蛇口やシンク、浴室・トイレなど、水まわりで見かける様々な着色。
このまま使用していいのか不安になるかと思いますが、その正体と原因、対策について紹介します。

★ピンク色
洗面台やお風呂場の床、トイレの便器の内側がピンク色になることがあります。これは水で湿っている部分に空気中の酵母菌が付いて繁殖したものです。カビではありません。湿度が高いところに多く見られる現象で、少ない栄養でも、カビより早いスピードで繁殖します。
汚れが少ない場合は、スポンジでこする程度で落とせますが、菌が少しでも残っていると再び現れてしまいます。そうならないためには、エタノールが効果的。キッチンペーパーに含ませて10分程置いてから、洗い流してください。
ピンクの汚れはそのまま放置すると、カビの原因になります。
カビが定着してしまうと、取るのが大変なので、早めの対処をしましょう。
ピンク色

★青色
蛇口のまわりや浴槽、洗面台の一部などが青くなることがあります。これは給湯器などに使われている「銅」がわずかに溶け出し、石けんや湯垢に含まれる脂肪酸(人の皮脂)と反応して、青色の物質「銅石けん」になったためです。銅は人体に必要な物質なので、健康への影響はありません。新しい給湯器の場合に起こりやすく、使用していくうちに銅が溶け出しにくくなり、銅石けんもできにくくなります。
銅石けんができてしまった場合は、キッチンペーパーにアンモニア水をつけ、しばらく置いてからこすり落としてください。銅石けんは頑固な汚れなため、日頃から湯垢が残らないようにしましょう。
青色

★白色
蛇口やシンク、ポットなどにいつの間にかついた白いあと。これは水が蒸発した後に、水の中に含まれているミネラル分が残ったものです。ミネラル分は人体に必要なもので、健康に影響はありません。水道の使用後に、乾いた布で水滴を残さず拭き取ると予防ができます。ポットはお湯が残った状態で継ぎ足さず、全て捨ててから水を入れて使用すると発生を抑えることができます。白いあとを落としたい場合は、酸性洗剤や薄めたお酢などで掃除すると良いでしょう。
白色


 

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