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皆さんご存じのマンホール。その下に下水道管が通っていることの目印ですが、マンホールのふたがなぜ丸いのか知っていますか。
マンホールは、ふたを開けて、下水道管の点検や清掃をしています。
もしふたが四角い形だったら、ふたがずれたときに、中に落ちてしまう可能性があります。重さが40キログラム程度あるので、中で作業している人がいたら危険ですし、上まで引き上げるのも大変です。
また、角が欠けてしまうことも考えられます。
ふたの形が丸であれば、直径が同じ長さなので、どの向きでも落ちることはありません。車に踏まれても圧力を均等に逃がし、変形するのを防ぐことができます。また、重さがありますので、転がして運べるという利点もあります。
さらに、山形市のマンホールのふたは、ベニバナをモチーフに幾何学模様でデザインし、凹凸があり滑りにくいようになっています。
「落ちない」「〇(マル)」「滑らない」ということで、受験生にとっては、ゲン担ぎの縁起物です。
マンホールカードも配布していますので、受験を控えている方のお守りとしていかがでしょうか。